2008年8月23日
告白:湊かなえ:双葉社
最後までダレルことなくいっき読みした。中学校教師の娘の死にまつわる謎解きと復讐の物語であるが、関係者複数人による一人語りの形式をとっており、これが不思議と緊迫感が連続し飽きさせない。物語はどんどん暗くやりきれない形で展開されてゆくが、あまり陰惨な感じは受けない。作者の力量であろう。本作品がデビュー作とのことであるが、次回作が期待される。
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2008年8月2日
時が滲む朝:楊逸:文芸春秋
投稿者 芋焼酎 | コメント(5)
2008年7月19日
四つの嘘:大石静:幻冬舎文庫
結構考えさせられる作品である。4人の女性の高校生から40代までを、時間を前後行き来しながら展開して物語は進行する。人が生まれながらに持っている性質と成長しながら周りの人間関係・経験の中で身につけて人格がある形に形成・収斂されてゆく様が見事に描かれている。人間をパターン化して描かず、1人の人格の中の幼稚さ、大人っぽさ、意地悪さ、優しさ、賢さ、愚かさ等相反する感情、性質が同居しているさまを違和感なく読ませる。元来女性作家の作品は傾向的に細部の記述にこだわるあまり読み進めるのがしんどくなったりする傾向があるのであまり手に取る方では無いが、本書はそのような傾向もなくすんなり物語りの中に入ってゆけた。TVドラマ化されたようであるが見ていない。映像がするのは結構大変な作品かもしれない。
投稿者 芋焼酎
2008年7月14日
あの虹に、ティー・ショット:喜多嶋隆:光文社文庫
投稿者 芋焼酎
2008年7月12日
マグマ 真山仁 朝日文庫
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2008年6月15日
オレたち花のバブル組
作者は池井戸潤、初版008年6月15日、出版社文芸春秋。第44回江戸川乱歩賞作家。そんなに作品を出しているわけではいない。ほとんどを読んできたが今回の作品はもっとも読み応えがあった。2人の銀行員を軸に多視点で描いて緊張感を途切れさせることなく最後まで読ませる筆力はさすがである。銀行という大組織の中での派閥争いや、複雑な人間関係の中で一歩引いて物事を俯瞰し筋を通して事案の解決を計ろうとする主人公にはついつい感情移入してしまう。現実には作中の脇を固める上司、仲間、取引先等の弱い人間の方が圧倒的に多いと思うが、読後感スッキリの一冊である。
投稿者 乱読オヤジ | コメント(6)
2008年6月9日
最近時代小説にはまってます。
投稿者 乱読オヤジ | コメント(638)

